測量士補(11) 試験まで12日
今回、測量士補の試験をはじめて受けてみたい。
今年の試験の条件は
試験日は年に1回で、5月11日(日)となっている。
試験時間は13:30~16:30の3時間で、
受験資格は、だれでも受験できる。
解答形式は全てマークシートで5肢択一の28問である。
合格基準は全問題65%以上であれば合格となり、
28問中18問以上が正解で合格となる。
試験科目は、下記の(1)~(8)となっている。
(測量士補試験)
(1)測量に関する法規
(2)多角測量
(3)汎地球測位システム測量
(4)水準測量
(5)地形測量
(6)写真測量
(7)地図編集
(8)応用測量
出題の各科目の問題数は、3問±2問 となっているようだ。
試験は既設問題の類似が多く、10年間の過去問題が問題集として
売られている。
本として、問題集過去問280問(10年間)が幾つか出版されており、
自分は次のものを使用している。
- 測量士補 過去問280 令和4年度版
- 建築資料研究社
- 本
特に測量士補の試験問題は28問中10問~14問が計算問題となっている。
このため、合格するには計算問題の計算時間を短縮して計算できるよう
にする。
今使っているテキストは、昔買っていた本を使用している。
殆ど、過去問を中心に勉強すればいいので、実際に過去の試験問題
及び解答例を見ると・・・・、
今の実力では、まず現在の計算問題の短縮時間を半分まで
縮めなければならない。
例えば
既設問題は、測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例 | 国土地理院
に公表されている既存問題のどれくらいかかるか時間を計ってみると、
3時間以内に入っていない。
(3時間30分もかかっており、30分も短縮する必要がある。)
しかも、計算問題で計算ミスが多い。
例えば下記問題の計算時間は1問当り10分もかかっていて答えは間違って
いた。
既設問題
〔No. 3〕
次の a ~ c の各問の答えとして最も近いものの組合せはどれか。
次の中から選べ。
ただし,円周率π=3.14とする。
なお,関数の値が必要な場合は,巻末の関数表を使用すること。
a .30°11′26″を10進法に換算すると幾らか。
b .120°をラジアンに換算すると幾らか。
c .三角形ABCで辺AB=5.0 m,辺BC=7.0 m,辺AC=4.0 mとした
とき,∠ABCの角度は幾らか。
a b c
1. 30.19055° 1.05ラジアン 44°
2. 30.19055° 2.09ラジアン 34°
3. 30.19055° 2.09ラジアン 44°
4. 30.61666° 1.05ラジアン 34°
5. 30.61666° 2.09ラジアン 44°
〔No. 13〕
公共測量における 1 級水準測量では,使用する標尺に対して
温度の影響を考慮した標尺補正を行う必要がある。
公共測量により,水準点A,Bの間で 1 級水準測量を実施し,表13に示す結果
を得た。
標尺補正を行った後の水準点A,B間の観測高低差は幾らか。最も近いものを
次の中から選べ。
ただし,観測に使用した標尺の標尺改正数は20℃において+6.0×10- 6 m/m,
膨張係数は+1.5×10- 6/℃とする。
なお,関数の値が必要な場合は,巻末の関数表を使用すること。
表13
観測路線 観測距離 観測高低差 気温
A→B 2.1 km +32.2200 m 28℃
1. +32.2185 m
2. +32.2194 m
3. +32.2198 m
4. +32.2206 m
5. +32.2215 m
もう少し計算問題を必死でいなければいけないと心に誓った。
どうもありがとうございました。 aiu