イチゴのランナーを(2)
イチゴのランナーは書いたとおり、暖かくなった5月頃になる
とイチゴのランナーを伸ばし始めます。
ランナーとは花は咲かずに、ただひたすら棒が伸びていきます。
その棒が伸びていくと、その先に葉っぱが出てきて苗ができます。
その葉っぱの枚数が2枚くらいになると、根元から根っこが生え
てきます。これを使って苗を作ります。
イチゴの実は5月だと、まだ収穫が続いています。栄養分がラン
ナーに奪われてしまうため収穫量が減ってしまいます。果実を太ら
せるために新たなランナーを株元からハサミで株元から数㎝のとこ
ろで切り取ります。
そうすると「このランナーは本当に切っていいんだろうか?」と悩む
方がいらっしゃるかもしれません。
ランナーはそのままにしていてもいいのか、切断した方がいいのか。
果実がならなくなった時から、元株が元気な状態なら、ランナー
は次々と伸びてくるため、収穫を終了してから、出てきたランナー
を切らないで伸ばして苗を作りますという一般的な方法です。
ところで、5月に花が出なくなった株は6月以降も花が出ません。
5月に花が出たとしても6月に花が出るのが止まったら、7月以
降に花は出ません。
花が出てくるタイミングは実際に花が誕生(花芽分化)してから
1ヶ月ぐらい経った後です。
例えば、今日咲いた花が実際にこの植物の体内に誕生したのは1ヶ
月前です。
なので花の誕生から実の収穫までは、ざっくり言うと2ヶ月ぐらい
の期間差があります。
同じ写真です
いろんな本やブログを見ていたらランナーを切ることと書いてありま
したが、(宮崎氏のYouTube#5月にすべきこと)を参考にすると、
ランナーは取ってしまっても残しておいても、どっちでも大丈夫だとの
ことです。
ただ、もし株元の1つの苗から多くの苗株(例えば10×10=100株)を
作りたい場合、早くからランナーを伸ばして新芽を根つかせ子株を、
子株から孫株、孫株からひ孫等つくりをしないと苗が間に合いません。
株元からはランナーの1番目に根づかせた子株は親株のクーロンとなり
ます。
親株の病気なども受け継いでいる恐れがありますが、家庭菜園の場合、
病気になる可能性は確率的に低いと考えて育ててもいいようです。
ポットには培養土をいれます。
ポットの上に子株をのせ、U字に曲げた針金などで子株をポットの土に
固定させます。
しっかりポットが根づいたら、親株のランナーを2cm~3㎝残して切
り、子株側のランナーを根元からカットします。同じように孫株も
同じようにランナーをカットし植え付けまで、育苗します。
以上のようにイチゴのランナーを修正したいのですが、益々内容が分から
なくなっています。m(__)m
最後までお付き合いありがとうございます。
aiu