じゃがいもを植える準備
じゃがいもの栽培時期は、主に春に植え付けする「春植え」
と秋に植え付けする「秋植え」があります。
今回、プランター、麻袋、培養土等の袋を使って、手軽に
できるじゃがいものプランター栽培や袋栽培を計画します。
種イモを植える工程は「種イモの準備(切る・消毒する)
する」と「実際に植え付ける」の大きく2つに分けられます。
まず、じゃがいもを「実際に植えつける」の栽培(春植え)
するために必要な流れを把握します。
春栽培のじゃがいもは、サツマイモや里芋などのイモ類より
も生育期間が約3カ月と短いのが特徴です。
一般的に平均気温が10度ほどの寒さの残る2月中旬~3月上
旬が種イモを植えつける時期です。
植えつけ後50日目ごろから土の中で肥大しはじめ、開花する
80日目くらいが肥大時期もピークになります。
そして、梅雨入り前後の5月下旬~6月上旬に収穫します。
◎植え付け前の種イモの準備する作業として
植え付けの2〜3週間前に種イモの準備として、催芽処理を行
います。
じゃがいもを購入したら、部屋の窓辺など、温度が10~20℃
位で日当たりの良い明るい場所に置いて、今回使用する4個の芽
を育てます。
窓の近くに、4個を使用することにしました。
夜は温度が下がるので、新聞紙などをかけて保温をするように
します。
催芽処理とは、育てたい作物の種をあらかじめ発芽・発根をさ
せることです。
代表的な催芽処理の一つが 「種の浸水」 です。 種にしっかり
水を含ませることで、休眠中の種の目を覚まさせて、発芽発根の
準備をしてもらいます。
※じゃがいもの場合水でなく【浴光育芽(よくこういくが)】を行
うようです。
浴光育芽(よくこういくが)とは、植える前に予め種いもの芽を出
す作業です。
2~3週間、種いもを直射日光に当てて発芽させます。
芽出しをする際の気温は、1日を通して15℃前後が良いようです。
植え付け前
芽が出てきたら、1片が30~40g程度になるように切り分けます。
このとき、出ている芽を均等に(全部が120g以上でしたので、3分
割し)切り分けます。
切るときには必ず縦方向に切り、優勢な芽がそれぞれ分割した
種イモに残るようにします。
これから、2~3週間の浴光育芽を行います。
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aiu