aiuのブログ

菜園は初心者のため、日記、作業手順、備忘録などを書きたいですねェ

野菜の間引き

 野菜栽培で、種まき後に芽が出てきてからする作業の1つに
間引き」があります。


「間引き」とは複数の種をまいて発芽させた後、生育が良い株
に栄養を集中させ、収穫まで健康的に育てるために、ほかの芽
を抜き取ることです。


1.間引きしないで栽培できる野菜は


  コマツナ、ミズナ、エダマメ、スナップエンドウ


  などがあり、点まきし、そのまま間引かずに育てることが
 できます。

 エンドウマメ(グリンピース)間引きしない


2.発芽して双葉が出た、または双葉の間から本葉が見えた時
 に間引きます。


  葉物野菜などを中心に、ほとんどの野菜は、本葉が数枚出
 たときに間引きすると失敗は少ないようです。


  芽が小さく密集しているので、ピンセットなどを使って、
 ほかの根を痛めないように土の中から根ごと引き抜きます。
  株や根を太らせる必要がある野菜はこの間引きです。


 この時期に間引く野菜の一例
 ニンジン、ダイコン、カブ、バジル、ラディッシュ、ナス、
 カボチャ、レタス、タアサイ、チンゲンサイ、シュンギク、
 ハクサイ、ゴボウ、ズッキーニ、ラッカセイなど。

  ラディッシュ、カブです。 間引きが少し遅れです。


3.本葉が5~6枚のときに間引く
 最終的な間引きは、本葉が5〜6枚程度のときに株間は意識
して行いましょう。


 隣接している元気な株の根を痛めないように引き抜きます。
 もし、根が絡まって抜けない場合は、株元をはさみでカット
するようにします。


 このタイミングで間引く野菜の一例
 ニンジン、ダイコン、シソなど。

  カブとハネギです。


 間引いた芽は、ほかに移植できます。


 株間をとるため、元気な株も根ごと間引きする場合は、その苗
を別の場所に植え替えて育てることもできます。


 ほとんどの葉物野菜、カブ、ハツカダイコンなどは移植できま
すが、ホウレンソウは 移植はできません。

  ホウレンソウ は移植できません(間引きしなければ。。。)


  ア. 移植する場合、根を無理やり引っ張り抜いてしまうと傷
   ついてしまい、移植先で枯れてしまいます。
   移植ゴテなどを使って土がついたままそっと掘り起こすよ
   うにします。


  イ. 移植先の場所に指で根がしっかり埋まるくらいの穴をあけ、
   植え付け、水をたっぷりと与えます。
    はじめは元気がなくても、数日経つと元気になってきます。


    間引いた後、残した株が倒れそうなら土寄せをします。

 ハクサイを移植したものです。


  最終的にその野菜に適した株間になるように間引くこと。
  このことは重要です。


  標準株間の野菜一例
  3cm ゴボウ
  15cm オクラ、ホウレンソウ、コマツナ、シュンギク、チン
     ゲンサイ、カブ、ニンジン


  30cm トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、トウモロコシ、
     ハクサイ、タアサイ、ミツバ、ダイコン
  45cm シソ
  60〜75cm カボチャ、ズッキーニ、ゴマ


4.育苗ポットの場合の間引き方
  ポットに種まきをして育苗する場合、ポットの中で間引
 いて1本立てする方法と間引かず発芽後の適期にポットの
 中の株をすべて植え付ける方法があります。


1)育苗ポットの中で間引いて、株を1本にする方法


  ポットの中の残す芽、間引く芽は、畑などへの直まき
 と同様です。
  育苗ポット内で一番元気な株を残すようにほかの株を
 間引いて、1本立てになるようにします。


2)間引かず、発芽したら1本ずつ植え付ける方


※標準株間を守ることと書きましたが、敷地が狭いので、標準
株間の半分を目標でやっています。(;^_^A


 以上です。


今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
                     aiu

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