なすを種から育ててみます。
ナスは、煮ても焼いても美味しい夏の代表的な野菜です。
ミネラル成分や水分が多く、体温を下げる作用があるため、
暑い夏にぜひ食事に取り入れる野菜ですね。
ところで、ナスを栽培するには、まず、ナスを「苗」から
育てる方がナスを育てるコツを掴み易いと聴いています。
「種」から育てると非常に手がかかりますし、温度管理に失敗
することも多いのですが、それでも何とか育てることができます。
そこで、種をまいてみて定植時に良い苗に育っていない場合に
「苗」を購入して育てるというやり方でいいかと思います。
最初から失敗する?ともう逃げてるんですね?と。。。(^^;)
【ナス 種からの育て方 】
◎定植日を決める
種まきをする前に、凡その定植日を決めます。
わが地方では地温が4月下旬には15℃を確保できるので定植
できますので、5月上旬とします。
ハウスで栽培は、5月上旬から20日ほど早く定植できるらし
い。
この定植日選びが、種まきには重要なことになります。
◎播種日(種まき日)を決める
ナスの発芽適温は、20~30度とされ、最低でも10度、最高でも
30度までとされています。
更に、ナスの種は、昼間と夜との温度差が10度くらいのときに、
良好に揃った発芽をすることができます。
昼間30度、夜20度だと揃った良い発芽するようです。
種まき日は定植から育苗日数(種が定植できる苗に育つまで)を逆
算して決めます。
発芽適温を保てば5~7日ほどで発芽します。種まきから60~80日で
定植適期苗になります。
種を撒いてプランターや鉢に植えられる「苗の一番花が咲く」と
いう条件まで、苗が生長するには、種まきは2月~3月適期です。
また、4月~5月が苗植えの適期とされますので充実した苗に育て
ていきます。
◎種まきの方法
ナスの種まきは、セルトレーに一度種をまきし、生長してから
ポリポットに植え替える方法を考えています。
セルトレイに赤玉土(小粒)を入れ、各区画に1粒ずつ種をまき
ます。
種が隠れる程度に土を被せ、上から軽く手で押さえてます。
霧吹きやじょうろで静かに、たっぷりと水を与えてます。
4月~5月が苗植えの適期です。苗は高温を好むので、気温が高く
なってから苗を植えていきます。
鉢植えは10号鉢(直径30cm)に1株、60cmプランターなら2株が
植え付けの目安です。
土作りは市販の野菜用培養土を使うか、自分で作った土に肥料を混
ぜて苗を植えます。
ナスは乾燥に弱いので、土の表面が乾燥してきたら水をやります。
肥料は植え付け時に混ぜ込んでおき、その後も適期に施します。
最初の花が咲いてきたら、花を挟んだ上下から出ているわき芽を1本
ずつ残し、他のわき芽を取り除きます。
主枝と勢いの強い枝2本を残して、3本仕立てにします。
花が咲いてから15~25日経った頃から実を収穫できます。
最初の実は小さいうちに収穫し、その後は10~12cm以上になったら
収穫します。
また、灰色かび病や褐色腐敗病、うどんこ病に注意し、風通しと日当
たりを良くします。
虫が付くこともあるので、見つけたら薬剤を散布して駆除します。
明日、なすの種まきをする予定です。その前の予習です。
特に温度管理が大事だな。。。と思っています。ジャガイモ、ピーマン
がまだ芽が出ていません。気長に発芽するのを待ちますが、別にジャガ
イモを男爵イモからメークインに替えて植えたいと考えています。
最後まで、ありがとうございます。
aiu