接ぎ木の苗は
ホームセンターで、ナスやトマトなどの苗を買おうとすると、
何故、こんなに苗の値段が違うのだろう?
品名の違いのせいだろうか?と思っていましたが、高いのは
接ぎ木の苗が接ぎ木でない苗との違いでした。
接ぎ木を調べてみると挿し木に似たような目的のため、栄養
繁殖で植物を増やす手順の一つだそうです。
同属の植物の種の中から台木と呼ばれる大元の木に樹木の枝や
芽などをつぎます。
これを行うことによって数を増やすことや病気に対して強い種を
作り出すことができます。
また、接ぎ木は野菜や果樹などにも行える方法のため、安定した
供給や大量生産も目的の一つです。
接ぎ木するメリット
病害虫に対して強い種が作ることができる。
農薬を減らすことができ、安心して野菜や果物を食べられる。
果樹などの果実で味のよいものを作りることができる。
一本しかない種を増やすことができる。
一本の木からさまざまな種類の実を栽培することができる。
成長期間を短縮することができる。
接ぎ木のデメリット
一つ一つを手作業で行なうため、非常に時間がかかります。
接木苗などを購入するには費用が高くなります。
と通常、自根と接ぎ木苗の違いがやっと分かり、接ぎ木の特徴で
ある病害虫に強いことから、接ぎ木の苗を買うことにしました。
特に、トマト、ミニトマトの場合
ミニトマトの苗を購入する場合は、本葉が7~8枚出ていて1番
花が開花している苗を定植の適期となります。
このため、1番花の咲いているミニトマトがあったので、購入し
帰ってすぐに鉢に植えました。
自根の場合で、寝かせ植え(斜め植えを2株実施予定)をすれば、
トマトは茎から根が出やすい性質を利用して、寝かせて植えること
で茎の部分から根(不定根)を出します。
これにより、吸水力、吸肥力が高まり、樹勢が強く、収量が増え
ます。
また、原産地では横向きに葉茎を伸ばして成長するトマト。寝か
せ植えはトマト本来の性質にも合い、より健康に育つため、病害虫
に強くなる利点もあります。
ナスの場合
ナスの苗を購入する場合は、トマトの場合と同じで本葉が7~8
枚出ていて、1番花が開花している苗を定植の適期となります。
1番花が咲いたら、ナス栽培では、この一番花に実ををつけること
がとても大切です。
ピーマンの場合
ピーマンもパプリカも高温を好むため、晴天の午前中に定植して活着を促
進させます。
未熟果を収穫するピーマンに比べ、完熟果を収穫するパプリカは、開花
から収穫までの期間が長くなります。
そのため、枝につく果実をそのまま全部付けておくと、株の負担が大きく
なり過ぎます。
長期栽培に耐えられるよう、生育初期の花は摘み取ってまずは株を育てる
ことを優先。その後、たくさんの実が付きすぎていたら、草勢をみて必要に
応じて摘果します。
なお、今回、キュウリは購入しませんでした。
以上です。
今日も最後までありがとうございました。
aiu