危険物取扱者 乙5(14) 今度こそ
今日、危険物取扱者の試験通知書が届いていた。いよいよ、後10日で
試験となる。
この危険物取扱者乙5の試験は、危険物取扱者の種類は乙種1~6類
の試験があるが、その中で、試験を一番受けており、内容的になぜ
取得できないか試験が近ずく、とどうしても頭をよぎる。
どのようにすれば、この試験を合格するのか、迷路に入り込んで
いるみたいだ。
自分で悔しいのは歳をとると合格率が高い(乙5は合格率60%以上
である)ものでも、なかなか合格することができないのだ。
乙5は、対象の危険物として17種類しかない。
その17種類しかない危険物の性状、物性、危険性及び火災予防、
消火の方法について覚えていれば必ず受かるはずである。
この試験は今まで書いた内容で十分であると思う。
以前にも書いたとおり、
「危険物の名称を聞いたことがない、危険物の名前が長い」ので、
自分の記憶力が追い付かない。そのため、逆に一番難しい部類に
入るのだと思う。
これまで書いた内容を再度整理し覚えることとしたい。
実際の試験はおおむね以下のような配分である。
「危険物の共通する事項」 1問
「第5類危険物-共通する事項- 」 2~3問
「第5類危険物 それぞれの物質」 7~8問
合計10問である。
乙5類の試験は、他の危険物の資格を持っている場合は、
申請により「危険物に関する法令」「基礎的な物理学及び
基礎的な化学」が免除される。
このため、免除申請すると問題数 10問35分間の試験である。
内容は、「第5類 危険物 それぞれの物質」であり、最小限
覚えて済まそうとすれば、個別危険物は、3問~4問が合えば
合格する筈である。
以前に整理したもの
更に内容を重複追加して終わりたい。
◎第5類危険物に共通する特性
1. 5類の危険物は自己反応性を有する液体または固体である
2. 第5類危険物
自己反応性物質の特徴的な性質のまとめると
(1)水に溶けない物質が殆どである。
そのため、水に溶けるものを書き出す。
①過酢酸
➁ヒドロキシルアミン
③硫酸ヒドラキシルアミン
④塩酸ヒドロキシルアミン
⑤アジ化ナトリウム
⑥硝酸グアニジン
(2)わずかに溶ける
硝酸エチル
ジニトロソペンタメチレンテトラミン
(3)温水に溶ける
硫酸ヒドラジン
〇第5類危険物個体色
大部分は無色または白色。例外的に有色の物質は、以下のとおり。
◎ニトロ化合物
ピクリン酸(黄色)
トリニトロトルエン(淡黄色)
◎ニトロソ化合物
ジニトロソペンタメチレンテトラミン(淡黄色)
◎ジアゾ化合物
ジアゾジニトロフェノール(黄色)
〇第5類危険物の大部分は固体。
◎例外的に液体の物質は、
有機過酸化物
メチルエチルケトンパーオキサイド
過酢酸
硝酸エステル類
硝酸メチル
硝酸エチル
ニトログリセリン
〇第5類危険物の大部分は有機化合物。
◎無機化合物は、無機化合物であるもの
アジ化ナトリウム
〇第5類の危険物の大部分は密封して保存。
◎例外的に容器に通気性を持たせる物質は、
メチルエチルケトンパーオキサイド
〇有機過酸化物
①硝酸エステル類 ニトログリセリン
ニトロセルロース
➁ニトロ化合物 トリニトロトルエン
ピクリン酸
③ニトロソ化合物
④アゾ化合物 加熱厳禁 シアンガスを発生させる
アゾビスイソブチロニトリル
⑤ジアゾ化合物 ジアゾジニトロフェノール
⑥ヒドラジンの誘導体
⑦ヒドロキシルアミン
⑧ヒドロキシルアミン塩類
⑨その他政令で定めるもの 注水厳禁のアジ化ナトリウム
硝酸グアニジン
◎引火性のあるもの
有機過酸化物
メチルエチルケトンパーオキサイド(引火点72℃)
過酢酸(引火点41℃)
硝酸エステル類
硝酸メチル(引火点15℃)
硝酸エチル(引火点10℃)
ニトロ化合物
ピクリン酸(引火点150℃)
◎直射日光が厳禁
過酸化ベンゾイル
メチルエチルケトンパーオキサイド
過酢酸
硝酸エチル
硝酸メチル
アゾビスイソブチオニトリル
硫酸ヒドラジン
アジ化ナトリウム
◎乾燥状態が厳禁なのは
過酸化ベンゾイル
メチルエチルケトンパーオキサイド
過酢酸
ニトロセルロース
ピクリン酸
◎乾燥状態とする
ヒドロキシルアミン
硫酸ヒドロキシルアミン
塩酸ヒドロキシルアミン
◎水の中で保存
ジアゾジニトロフェノール
◎消火時に乾燥砂
アジ化ナトリウム
◎日光で(茶)褐色
トリニトロトルエン
ジアゾジニトロフェノール
以上 を プリントで切り出して覚えることにした。
今回も、どうもありがとうございます。 aiu